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Christmas Markets Alzas 地方 2 Riquewihr

フランス アルザス地方の
クリスマスマーケット 2 では
Riquewihr  リクヴィールの街を
ご紹介させていただきます。


もう一度アルザス地方の地図です。
リクヴィルは中央部分です。
アルザス地方で最初に要塞化したのが
このリクヴィル。
1000年ごろに村が築かれて以来
豊かな自然に恵まれた公爵の
城下町として繁栄しました。

私の経験からですと、リクヴィルは
アルザス地方数々の素敵な街が多い中で
とても小さい村ですが、是非とも
訪れていただきたい村です。

Riquewihr  リクヴィル

「ブドウ畑の真珠」といわれる
リクヴィルはとても小さい村ですが
村全体をブドウ畑に囲まれていて
アルザスワインの産地としても有名です。
ぜひクリスマスマーケット名物の
ホットワインを片手に散策しましょう。
リクヴィルは街並みの可愛らしさも
ピカイチです。  クリスマスの
デコレーションを1つ1つじっくり
見て回りたくなります!

16世紀中世時代の木組みの街並みが今でも残り
フランスの最も美しい村にも指定されています。

城壁に囲まれ、村の目抜き通りを端から端まで
歩いても20分程度という小さな規模ですが
16世紀以来という歴史的な建築物から
人気の観光地となっています。


素朴な温かさを残しながらも
お店や看板、建物の装飾など
村の随所にドイツにはない
フランス的なエスプリが感じられます。


風情溢れる看板がぶら下がった
木組みの家が並ぶ様子は
どこを切り取っても絵本の中の世界です。

 

リクヴィルの村はクリスマス関係なく童話に
でてくるような可愛い村で、観光だけでも
おススメの村です。


ポート・オート(Porte Haute)
町の一番高い所に位置する門から見たリクヴィルの街。
城壁を強化するにあたって
1291年に建設されました。
二重の重たい木からなる扉、ヨーロッパ一古いと
される落とし格子によって、敵の侵入を防いでいました。


ドイツ文化の影響が色濃いメルヘンチックな街並みは
同じフランスとは思えないほど
色の少ないパリの街とはまったくの別世界です。


ドイツ文化の影響が色濃い
メルヘンチックな街並みは
同じフランスとは思えないほど
色の少ないパリの街とは
まったくの別世界です。


おしゃれなのに温かい、
リクヴィルには思わず笑顔に
なってしまう風景があふれています。


石と木が調和した「ドルデの鐘楼」は
リクヴィルのシンボル

 


今年2020年の1月に訪問した時の
Riquewihrの街並みもご覧ください。


                    Famille Hugel
中世の街並みがそのまま残っています。

 


ドルデーの鐘楼(Dolder)。高さ25mの見張り塔は
1291年に建設されました。
美しい木組みの装飾と反対側にまわった際の
簡素な作りの違いをお楽しみください。

今年2020年の1月に訪れた時の街並みです。


張りぼてのテーマパークではなく
現在も現存していて生活感ある
現実の村です。


古い井戸や農具が目に入り
なんだか懐かしい気分にさせられます。
絵本に出てくるおとぎの村 そのものです!


華やかなメインストリートも美しいですが
なびた雰囲気の路地裏もどうしようもないほどに美しい。


   Gratte-Ciel
1561年に切妻壁の建物をつなげて建設されました。
6階建て、高さは25mにも及び、アルザス地方で
一番背の高い木組みの家の一つです。


リクヴィルの街には、ヨーロッパ各地から
毎年200万人もの観光客が訪れる
アルザスワイン街道きっての観光地です。


「木組み」といえばドイツを思い浮かべる方も
多いと思いますが、アルザス地方は
フランス領とドイツ領を行き来してきた
歴史的背景があるためにドイツ風の木組みの町並みが
あちこちに残っています。


「フランスっぽくないけれど、やっぱりフランス」。
素朴と洗練が絶妙に混じり合った
独特の街並みと雰囲気がリクヴィルの
最大の魅力のひとつです。

 

 

Riquewihr のクリスマスマーケット  予定

開催期間:2020年11月27日(金)~12月30日(水)
開催場所:リクヴィル 各所

アルザス地方で様々の素敵な街が多い中で
一番小さい村ですが最もおとぎの国を
イメージできる大好きなリクヴィルです。

「ここを見ずしてアルザスは語れない」
といっても過言ではないくらい
リクヴィルは、アルザスの魅力が
ぎゅっとつまった可愛すぎる村なのです。

 

追伸

参考までに追加でリクヴィルの近く
リボーヴィレの街も特級クラスのワインを産する村で
「幸福を運ぶ鳥」コウノトリの里としても知られ、
屋根の上には愛らしいコウノトリの巣が沢山みられます。

 

 

 


Christmas Markets Alzas 地方 1 Strasburg. Obernai 

ヨーロッパ各地では、本来ならば、通常
今年ならば、今日の土曜日、つまり
11月の4週目の土曜日から12月25日頃まで
クリスマスマーケットで賑わいます。
クリスマスマーケットはフランス語で
「マルシェ・ド・ノエル」。
モミの木ツリーに関する最古の記録が残る
アルザス地方にとってクリスマスは特別なもの。
どの町も毎年工夫を凝らしたイルミネーションや
おいしいフード屋台などが登場し
町を華やかに彩ります。
あちこちのウインドーディスプレイで
クリスマスを感じれる時期になりました。

世界的にまだまだコロナ禍で
海外旅行が難しいかと思います。
タイムリーな時期ですが、
ヨーロッパのクリスマスを楽しみに
訪欧できませんので、ヨーロッパの
クリスマス市のブログで、少しでも
楽しんでいただきたいと思います。
 
ヨーロッパのクリスマス市といえば
日本の旅行会社は主に
ドイツのクリスマスマーケットを推薦しています。
ドイツの3大クリスマスマーケットは
主にニュルンベルク、シュツットガルト
ドレスデンの3都市が有名です。
3都市の特徴は
ニュルンベルグのクリスマスマーケットは
ヨーロッパでもっとも古く
16世紀頃から始まっています。

シュトゥトガルトのクリスマスマーケットは
ヨーロッパ最大の規模です。

ドレスデンのクリスマスマーケットは
世界で最も歴史があり
14世紀ごろから始まっています。

私の経験からは
これらのドイツのクリスマスマーケットよりも
圧倒的にドイツに近いアルザス地方の
クリスマスマーケットを絶賛しております。
アルザスはフランスとドイツの国境沿い。
双方の文化の影響を受けた美しい町並みが特徴です。
 
今回は私の一番おすすめポイントで
とびきりロマンチックなフランス北東部に
位置するアルザス地方の
クリスマスマーケット巡りを
ご紹介させていただきます。
 
フランスでのクリスマスマーケット発祥の地と
いわれるフランスのアルザス地方では
各地で街全体がクリスマスムードに
包まれロマンチックでいて、思い出すと
その時の感動がよみがえります。

 


その中で北から南への順番で
オススメの街は4ヶ所です。

ストラスブール
オベルネ
リクヴィル
コルマール


パリからストラスブールの位置関係の地図です。

おすすめクリスマスマーケットを
北から南方向へ4つの街の中から
まずはストラスブールとオベルネを
ご説明させていただきます。

Strasbourg   ストラスブール

世界遺産の街 ストラスブールは
イル川に囲まれた旧市街と
ノートルダム大聖堂、そして
木骨組みの美しい街並みに添えられた
クリスマスイルミネーションがより一層
美しさを際立たせます。

ヨーロッパの冬の風物詩、クリスマスマーケット。
ドイツ語圏を中心にフランスでも数多くの街で
開催されていますがなかでも歴史が古く
最大規模を誇るのがストラスブールで
催されるマーケットです。
旧市街11の会場に300以上もの屋台が立ち並ぶ
この壮大できらびやかなページェント。
まずは、アルザス地方の
クリスマスマーケットの大本命、
ストラスブールへ向かいましょう。
こちらは、1570年から続くフランス最古の
クリスマスマーケットとして知られています。
11月末からクリスマスまで
毎年200万人以上もの人々が訪れます。

アルザス地方はカラフルな木組みの家々が並び
まるで絵本の世界のような
可愛らしい街並みが特徴です。
ストラスブールはその中でも人気の観光地。
ただでさえ可愛らしい街がクリスマスの
デコレーションで彩られると
まさに中世の夢の国にタイムスリップ
したかのような感動を覚えます。
マーケットは主に3ヶ所で開かれています。
クリスマスのお菓子やオーナメントなど
クリスマスムードを盛り上げてくれるものが
目をみはるぐらい沢山あります。

 


夜のイルミネーションと昼間の様子です。

 


ストラスブール カテドラルの前です。
なかでも 通りの上空に飾られている
天使のデコレーションが人気です。


おとぎの国の絵本に出てきそうな街並みです。

 


クリスマスのデコレーションと
ストラスブールカテドラル


クリスマス時期には大聖堂内部に
キリスト誕生を再現した人形が
飾られます。

クリスマスは終わっていますが
今年2020年1月に訪問した時の
ストラスブールの街の風景です。

 


ストラスブール大聖堂内部


ストラスブール大聖堂内部の
歴史あるからくり時計は圧巻!

 

春、夏のストラスブールの街並みも
ご覧ください。

プチフランス地区


コロンバージュの家が並ぶ旧市街は
絵になるスポットがたくさんあります。

Strasbourg のクリスマスマーケット  予定
開催期間:2020年11月27日(金)~12月24日(木)
開催場所:ストラスブール各所

 

 

Obernai  オベルネ

アルザスワイン街道の村のひとつで
ストラスブールから列車で西南方向に
約30分のオベルネ。こちらも意外と行きやすく
こぢんまりとしたかわいらしい村なので
クリスマスマーケット巡りに訪れたいところ。


ストラスブールからオベルネまでの地図です。


ストラスブールから気軽に行ける村、オベルネ

Obernai  クリスマスマーケット     予定

開催期間 2020年12月1日 (火)-2021年1月2日 (土)

開催時間 毎日 10時~19時 金曜土曜は20時まで

12月24日、12月31日はは10時~16時まで

 

次回は Riquewihr  リクヴィールの街を
ご紹介させていただきます。