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2020 南フランス 観光 Nice ILYA 39

南フランス最後にニースをご紹介してみます。
ニースは国際空港があるので、
世界からコートダジュールに訪れるときの
拠点になります。

19世紀からヨーロッパのセレブリティたちを魅了してきた
南仏コート・ダジュールのリゾート都市ニースは、
その美しさ、風格あるたたずまいから
「リヴィエラの女王」と称されます。
紺碧の地中海、抜けるような青い空
降り注ぐ陽光を満喫しながら
ゆったりとバカンスを過ごしてみましょう。


      展望台からのニース

城跡公園展望台
旧市街の東には小高い丘があります。
中世の時代には防衛の拠点となる城塞があった場所で
現在は展望台のある公園となっています。
海岸線からエレベーターがあります。
ここからの眺めはまさに絶景。
美しい海岸線と地中海のパノラマを一望できます。

ニースのビーチ「 Promenade des Anglais」
ゆるやかな曲線を描くニースのビーチは
「天使の湾」と称され、古くから愛されてきました。


           Promenade des Anglais


  プロムナード デ ザングレ 遊歩道

 


海岸通りには1913年創業の「ネグレスコ」を
はじめとする高級ホテルが建ち並び
ニースで最も高級感のあふれるエリアです。

 

素顔のニースに合いたかったら海岸通りと
港に挟まれた旧市街に行ってみましょう。
ニースがリゾート都市であることを忘れるほど
庶民的で活気に満ちたエリアです。


        サレヤ広場

なかでも最もにぎわいを見せるのは、サレヤ広場。
カフェやレストランに囲まれたこの広場では
毎日朝市や花市が立ち週に1度は
アンティーク市も開かれます。
広場の北側は、迷路のように細い通りが入り組み
ニース料理を食べられる店や雑貨の店を
のぞきながら歩くのも楽しいものです。
最近はイタリアンレストランも多くなりました。

 

そしてニースの街で最も重要な観光は美術館です。
シャガール、マティス、ルノワールなどの
美術館巡りは必見です。

シャガールの世界が広がるマルク シャガール美術館
日本でも人気の高い画家シャガールの美術館は
ニースの町の北東部、シミエ地区と呼ばれる
高台の高級住宅地にあります。
ニース駅から車で10分くらいです。
旧約聖書を題材にした17枚の連作をフランス国家に
寄贈したことから誕生した美術館で
光あふれる空間に作品がゆったりと配置されています。
『天地創造』のステンドグラスに囲まれた
小さなコンサートホールや、
預言者エリヤを描いたモザイク画も必見です。


  マルク シャガール美術館 エントランス。

 


    マルク シャガール美術館


シャガールの大作が目白押しです。

マルク シャガール美術館 「Marc Chagall Musee」

定休日 火曜 .  1/1、 5/1、 12/25

  夏期   10;00 – 18:00「5/1 – 10/31」
  冬期 10:00 – 17:00「11/1 – 4/30」

住所  36 Avenue Dr Ménard, 06000 Nice
TEL  +33 4 93 53 87 20 

 

 

マティス美術館
シャガール美術館から歩いて10分位少し丘を上ったところ
オリーブの木々に囲まれてたたずむ赤い外壁の邸宅が
ニースを愛し、この町で暮らしたアンリ・マティスの美術館です。
館内には、色彩豊かな絵画、躍動感に満ちた切り絵のほか
家具や装飾品などの遺品も展示されています。


      マティス美術館

マティス美術館 「Musee Matisse」

定休日 火曜 .  1/1、イースターサンデー、5/1、12/25

  夏期   10 – 18時「6/23 – 10/15」
  冬期 11 – 18時「1/2 – 6/22、10/16 – 12/31」

住所  164 Av, Des Arenes De Cimiez, 06000 Nice
TEL  +33 4 93 81 08 08 

 

 

マチスのロザリオ礼拝堂がある町
として有名なヴァンス。
長い歴史がある中世の町の魅力をご紹介します。
ヴァンスは世界に知られる観光地となります。
太陽に恵まれ温暖な気候や景色だけでなく
アートや文化でも有名となります。
マチスやシャガール、デュビュッフェなど
数多くの有名な画家が移り住みます。
ニースのシャガール美術館にある17枚の連作
「聖書のメッセージ」は、ヴァンス滞在中に
シャガールが約13年間をかけて
作られたものといわれています。


    マチスのロザリオ礼拝堂


マチスのロザリオ礼拝堂内部

地中海を見下ろすヴァンス村にある礼拝堂。
晩年のマティスが4年もの歳月を費やして手掛けたもので
先端に金の炎と三日月をあしらった鉄製十字架がある。
色鮮やかなステンドグラスも必見。

ロザリオ礼拝堂への訪問は開館時間が限られていて
事前にチェックしてからお出かけください。

ロザリオ礼拝堂 「Chapel Du Rosaire」

定休日   毎 日曜. 月曜.  祝日
      11月中旬 - 12月中旬は完全休業

夏期 10:00 – 12:00  . 14:00 – 18:00「4/1 – 10/30」
冬期 10:00 – 12:00  . 14:00 – 17:00「11/1 – 3/31」

住所  466 Avenue Henri Matisse (Route St. Jeannet) Bp33, 06141 Vence
TEL   +33 4 93 58 03 26 

 

 

日本でも圧倒的な人気を誇る画家

ピエール・オーギュスト・ルノワール。
ほのぼのとした色彩で友人との光景や
ふくよかな裸体画などを数多く描き
「印象派の巨匠」と称された彼は
晩年リウマチを患って南仏のニースにほど近い
カーニュ・シュル・メールに移り住み
そこで78年の生涯を閉じました。
最期まで絵筆を離さなかった彼が
最愛の家族と過ごしたコレット荘では
生涯現役だった画家の生き様を垣間見ることができます。

輪郭や色より周囲の光や空気の変化に重点を置き
印象派の巨匠として確固たる地位を確立した彼は
62歳の時に医者の勧めでニースの隣町
カーニュ・シュル・メールに居を構えました。
現在、市役所となっている建物に滞在後
オリーブの木が茂るレ・コレット(小さな丘)
と呼ばれる広大な土地が伐採されることを聞き
1907年66歳の時にその地を購入して自邸を建設。
1919年に亡くなるまで、妻アリーヌとピエール、ジャン、
クロードの3人の息子、アリーヌのいとこで
モデルとして200点近くの作品に登場する
ガブリエルとともに暮らしました。
ルノワールの死後は三男クロードが1960年まで
所有していましたが、その後市に売却され
現在はルノワール美術館として一般公開されています。


ルノアールの館 コレット荘


ルノアール晩年リューマチに侵されても
車椅子生活でも描き続けていたアトリエです。

ルノワール美術館 「 Musee Renoir」

定休日 火曜 .  1/1、 5/1、 12/25

10;00 – 12:00   .  14:00 – 17:00   

住所  19 Chemin des Collettes, 06800 Cagnes-sur-Mer
TEL   +33 4 93 20 61 07

 

マーグ財団美術館「Fondation Maeght」は
ニースから約25 kmのフランス南東部の
サンポールドヴァンスを見下ろす丘
コリーヌデガルデットにある近代美術館です。
南仏ニースからバスで1時間
標高400m程の所に位置するサンポールは
中世の雰囲気を色濃く残す
全体がアートのような村です。
その村の外れに、芸術家たちと親交が深かった
美術商のマーグご夫妻による
私設財団によって設立された
「マーグ財団美術館」があります。
シャガールやミロなど巨匠たちの作品や
緑多き庭園に点在する彫刻と共に自然と一体化した
様々なアートに触れることが出来る
異色な美術館なのです。

マーグ財団美術館 「Fondation Maeght Musee 」

定休日 なし .  1/1、 5/1、 12/25

10;00 – 18:00  . 7月 – 9月 10:00 – 19:00   

住所  623 Chemin Des Gardettes, 06570 Saint Paul de Vence
TEL   +33 4 93 32 81 63

 

 

サン ポール ド ヴァンス「Saint-Paul de Vence」

ギャラリーが集うサン ポール ド ヴァンスは
南仏には”鷲の巣村”と呼ばれる小さな村が多くある。

山の頂上や崖など敵からの攻撃を防ぐため
アクセスし難い場所に作られた
歴史深く小さな美しい村。

石で出来た壁にグリーンが重なり
まるで映画のセットのようにも見える。
サンポールドヴァンスの美しさに魅了され20年の間
この村で暮らした画家シャガールも眠っている。

なぜ多くの芸術家がこの村を選び
この村で生きることを決めたのか
訪れればきっと誰もがわかるはず。
そんな美しい鷲の巣村、サンポールドヴァンス。

 

シャガールの影響か 、観光地だと
お土産屋さんが多いのですが
サンポールドヴァンスの街は画廊や
ギャラリーは多いのですがお土産屋さんは
殆どなくて、とても上品な鷹巣村です。

南フランスをご案内してきましたが、
まだまだセザンヌの故郷である
エクスヴァン プロバンスや
ピカソが住んでいたアンティーブ。
少し離れていますがリゾートで
サントロペなど南フランスには
沢山魅力的な街が点在しています。
基本的に観光がメインならばニース
リゾートライフをご希望ならば
モナコ、カンヌがおすすめです。

総称して宿泊はモナコとカンヌで
観光だけにニースの美術館に
行くことがベストだと思います。

世界のリゾートライフをリードしている
南フランスにお出かけくださいませ!

 

 

 

 

 


2020 南フランス 観光 Cannes ILYA 38

南フランスのモナコに続いて
大好きなカンヌの街をご紹介します。

世界から注目されるイベントでモナコ同様
カンヌの街はブランド化されています。

カンヌと言えば、まず真っ先に思い浮かぶのが
毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭ではないでしょうか。
カンヌが観光都市として成長した過程を
語る上でこの映画祭の存在は欠かせません。
なぜこのカンヌという場所でこの世界的な
イベントが確固たる地位を築けたのか。
その理由として、2つの条件が考えられます。
1つめは立地。
かつては庶民的な港町だったカンヌですが
19世紀に入って世界的な貴族の保養地となったことで
世界のセレブリティが集まる高級リゾート地としての
下地が徐々に作られてきました。
そんな”セレブが集まる地”だからこそ
映画祭のような華やかなイベントを誘致できたと考えられます。

2つめは時期。
5月の南仏はとても気候がよく
各地の混雑がはじまる夏のバカンス前の好時期です。
フランスだけでなく、ヨーロッパ中からリゾートを求めて
セレブが集まる為、注目が集中する時期でもあります。

 

華やかで人を惹きつける!
映画祭にまつわるスポンサー活動
セレブ効果でマスコミへの露出が増える
ことを想定したカンヌでのプロモーション活動は、
企業側にとって大きなチャンスであると同時に、
自治体にとっても都市のブランド力を
上げることができる機会でもあります。
ここで映画祭にまつわるスポンサー
活動事例をご紹介します。

伝説のハリウッド女優や女性監督
女性実業家を招いてトークディスカッションのほか
若手女性監督に賞を授与する活動などを行っています。

セレブ側にとっても有名ブランドのパーティーに招待され
カンヌを社交場として活用できることがステイタスとなります。
実際に、カンヌ入りしてもパーティーへの出席が目的で
映画祭には顔を出さないというセレブも。
こうしたプロモーションやブランディングの機会があることで
それらを活用したい企業や人々を
カンヌに引き寄せるという仕組みになっているのです。


カンヌ映画祭の舞台で有名な
「パレ デ フェスティバル エ デ コングレ」


       映画祭のシーン


  映画祭のレッドカーペット


    映画祭でのパーティー

赤いじゅうたんが敷き詰められたモダンな建物
皆様ご存じのカンヌ映画祭の舞台で有名な
「パレ デ フェスティバル エ デ コングレ」があります。
皆様ご存じのシルクドゥソレイユ等の
パフォーマンス世界大会などあらゆる
世界的なイベントが一年中盛りだくさんです。
皆様ご存じのシルクドゥソレイユ等の
パフォーマンス世界大会などあらゆる
世界的なイベントが一年中盛りだくさんです。

今から5年前にカンヌ映画祭の最中に
カンヌを訪れた時に、一般の方々も
タキシードやロングドレスの装いをされた方々が多くて
我々恥ずかしくなって気おくれした苦い経験があります。

カンヌの街は地中海の海辺から
山に向かって坂にできた街並みです。


カンヌノ―トルダム寺院の丘からの
カンヌの街並みです。


  有名なクロワゼット大通り


   カンヌヨットハーバー


   クロワゼット大通り


               Carlton Hotel


           Majestic Hotel
カンヌ映画祭オフィシャルホテルです。


        Majestic Hotel

映画祭以外にも海岸に沿って
曲線を描くクロワゼット大通りには
砂浜のビーチ、高級ブティック、
豪華なホテルが並んでいます。
カンヌの街は地中海の海辺から
山に向かって坂にできた街並みです。

アルマーニやドルチェ&ガッバーナブランドは勿論
グッチやバレンシアガ、アクリス、ルイヴィトン
ディオールなどのハイブランドの殆どのショップが
ビーチ沿いに連なっています。


           GERGIO ARMANI ショップ

                  ARMANI Caffe


  AKRIS ショップ

クロワゼット大通りの高級ブティック街
海沿いの大通りには普通お土産屋やカフェ
レストランが多いと思いますが、
南フランス、コートダジュールの中で
カンヌだけは世界の高級ブティックが
軒を連ねているアーケードは圧巻です。

カンヌの街並みは高級で豪華ですが
とても上品です。
参考までに世界中での電話、携帯など
毎年1月の後半に世界中の通信会社が
一同に集まり翌年の入札契約を
交わされています。
以前カンヌの街で日本人のNTT, DOCOMOの
方々と偶然お会いしてお聞きしました。
モナコと同様にカンヌも文化、芸術、音楽、スポーツ
経済の世界的規模のイベントが開催されています。

毎年3月中旬には MIPIM という ホスピタリティ、
ホテル投資、観光不動産、不動産テクノロジー及び投資
医療およびヘルスケア不動産、テクノロジー等の
世界的なイベントも開催されています。

そしてもう一つビックリした事があります。
それはカンヌのビーチは基本的には
パブリックビーチではなくて
ホテル、レジデンスの契約ビーチです。
コートダジュールの中でも珍しいことです。


   ホテル専属のビーチレストラン

南フランスを訪問される際には是非とも
インターナショナルなオシャレをして
カンヌへもお立ち寄りくださいませ!

 


2020 南フランス 観光 MONACO ILYA 37

最近はコロナウイルス感染第二派が
ヨーロッパ内のフランス、イギリス、
スペインで広がっていると
報道されており、海外に行けなくなっています。
せめてブログ内ででもヨーロッパの魅力を
皆様に感じて頂きたいと思い、書かせて頂きました。
気分転換に世界小旅行なさってください。

今回は世界で2番目に小さな国
コートダジュールにある「モナコ公国」です。

皆様ツアーで南フランスというと
殆どがニースに滞在して過ごされていますが
私の経験では、モナコとカンヌに滞在しての
コートダジュールがおすすめです。

最初はモナコからです。
日本は小さな島国ですが
世界には日本より小さな国が数々あります。
青い地球に浮かぶ小粒の宝石のように輝く国々。
浜辺の砂から星の砂を探すように
小さな国に魅力を感じ旅したくなります。

モナコはフランスの地中海沿岸にある
独立都市国家です。
高級カジノやヨットハーバー、
年に一度モナコ市街地で開催される
名高い F1 モナコ グランプリで知られています。
中心地区のモンテカルロには
エレガントなベルエポック時代のカジノ施設や
華やかなモンテカルロ オペラハウスがあります。
また、豪華なホテル、ブティック、ナイトクラブ
レストランが立ち並んでいます。

お金持ちの人だけ住めると
言われているモナコ公国。
世界で2番目に小さい国でありながら
治安のよさも美観も美食も
何もかもが手に入る国。
私も南フランスには20回くらいは訪れています。
旅行ツアーガイド以外で知られざる
モナコの観光、おススメを
ご案内させて頂きます。

国の名前がモナコ公国です。
都市の名前がモンテカルロです。
近隣国はフランス、イタリア、
スペインですが、過去には
何度となく侵略されそうな時が
あったらしいのですが
近隣国の皇族、貴族の方々と
政略結婚して免れたとも聞いております。

フランスのパリを憧れてモナコ公国も
世界から注目を浴びるために
世界的な規模であらゆる文化、芸術、
スポーツ、そして高級リゾートを
集約して存続し続けています。
モータースポーツで有名なモナコF1,
モンテカルロラリーをはじめ
一年中世界的なイベントを開催して
世界から人々を集客しています。

モンテカルロの街の大きさは尾道くらいです。
モナコ公国は大きく3つのエリアで構成されてます。

一番目はモンテカルロ新市街です。


王宮からみたモンテカルロ新市街です。

 


モンテカルロ ゴルフ場からのモナコ全景です。

 


二番目が崖の上の丘のエリアで
モンテカルロ 旧市街です。
王宮を含めて生粋のモナコ人の居住区です。
モナコ人は全体で約3000人ほどです。
モナコ公国は世界からの経済を集めていて
財政豊かなのでモナコ国民は結婚すると
国が住宅を無料で供給してくれます。

三番目がモンテカルロのフォントヴィルエリアです。


世界各国の大使館、領事館、そして
世界的な企業の支店が集まってるエリアです。
このエリアのビルは緑を一部に取り入れる規則があり
グレスケリーのバラ公園がありヘリポートも
このエリアにあります。

 


   モナコカジノ
世界で最も格調高い国営カジノです。
二階にはオペラ劇場を併設してあります。

又モナコ公国が関与して運営されてる
高級ホテルが 5 件あります。
その中で 3 件ご紹介してみます。

まず1件目は Hotel du Paris H です。
参考までにイギリス歴代首相の
チャーチル首相は晩年約20年
このホテルに滞在して生活されてました。
今でも最上階は
チャーチル階と名前が付いてます。


左 カジノ    右 Hotel de Paris


               Hotel de Paris

そして世界的に有名なアラン デュカス
率いるルイ キャンイーズ レストランが
君臨しています。
参考までにミシュランの星付きレストランの
企画が始まった時から3星です。
パリのお店より先にモナコのお店が
3星レストランに取り上げられました。
私も今までに数回ディナーを経験しましたが、
レストランの豪華さは世界一だと思います。
まるで中世のお城で食事するような
錯覚を覚えます。


     夜のHotel de Paris


 Hotel de Paris ロビー


Alain Ducasse R  [ Hotel de Paris ]

アラン デュカスが«ルイ・キャーンズ»  を
オープンンしたのは1987年5月のことです。
ホテル内にあるレストランとしては
初めてのミシュランの三ツ星獲得を
開店4年以内に実現するという難しい目標を
掲げたモナコ大公レニエ三世が選んだのが
この若手フランス人シェフでした。

アラン デュカスがその目標を果たしたのは
«ルイ・キャーンズ»  開店後わずか33ヶ月後!
この若手シェフは33歳でミシュランの三ツ星を
獲得するという快挙を遂げたのでした。
アラン デュカスはこのリビエラの海の波に乗って
大航海に出発することになります。

 


    Alain Ducasse R  [ Hotel de Paris ]

私個人的な感想ですが
王道のフレンチなので最近の
スペイン料理の方が私の好みです。

私がこのホテルで最も気に入ってるところは
インサイドプール タラソ&スパです。
大人の為のスタイリッシュなプールです。
このプールはHotel de Parisと
Hermitage Hotel 両ホテルから
地下通路を通って使用されます。
一年中使用できます。


プールの天井も貝殻の形状をモチーフに
あしらってありとてもエレガントなプールです。

滞在中は、海水トリートメント
サウナセッションを楽しんだり
海のパノラマの景色を望む
フィットネスセンター
サウナ,ミストサウナも併設してあります。
そして死海の塩分を用いてプカプカと
浮きやすくリザクゼーションに
ピッタリの癒しプールです。
インドアプールからテラスに出ると
モナコの豪華クルーザー等のモナコ湾を
独り占めできる光景が広がります。
サンデッキ、ジャグジーも併せて
楽しめます。


余談ですがスタイリッシュなプールバーで
シャンパン片手に癒しのひと時を
存分にお楽しみいただけます。

 


       モナコ王宮

13世紀初頭のから17世紀迄に建てられた
各時代の見事な建築が素晴らしい。
パリのベルサイユ宮殿を参考に
パラティン礼拝堂、ルイ15世の間、
イタリア様式の回廊、サン マリーの塔、
王座の間等見所が豊富です。


   モナコ大聖堂
エルメスのケリーバッグの名称にもなった
元ハリウッド女優のグレース・ケリー王妃
そして歴代のモナコ大公が眠る大聖堂が
モナコ大聖堂です。
グレース・ケリーの結婚式もこちらで行われました。
賑わいを見せるモナコ市内の中でも
ひときわ静けさを優雅さを保っている
場所ですので、観光後は
周辺でひとやすみするのもおすすめです。

 


        Hermitage H

全世界から富裕層の顧客が集まるこの国には
世界でも有数のハイレベルなホテルが揃っています。
その中でも『オテル ド パリ』と並んで
モナコを代表するホテルである
『エルミタージュ』をご紹介します。
19世紀初期から続くベルエポックの
優雅な雰囲気と、モダンな現代の
空気を感じさせる歴史的建造物に
指定されている素敵なホテルです。
モンテカルロカジノから
わずか200mの場所に位置し
ウィンターガーデン
広さ7,000㎡のスパを併設しています。


        Hermitage Hotel

『エルミタージュ』とは、フランス語で隠れ家という意味。
実際、高級ホテルであるにも関わらずリラックスできる
女性的でやわらかな雰囲気に包まれています。
姉妹ホテルである『オテル ド パリ』が
モンテカルロのカジノの目の前にあり
男性的なムードを漂わせているのに対して
『エルミタージュ』はあくまで控えめなのです。
それもそのはず、こちらのホテルのテーマは
「控え目な贅沢」だそうです。


   Hermitage H 別館ロビー

頭上が吹き抜けになったロビースペースでは
豪華なガラス張りのドーム(写真)が広がっています。
パリのエッフェル塔を設計したことで有名である
ギュスターヴ・エッフェルがデザインしたドーム天井で
『冬の庭』と呼ばれています。
地中海岸にあるモナコは
年間300日以上が晴れといわれるほど
温暖な気候に恵まれているので
『冬の庭』の名の通り
ドームからはいつも陽光が優しく漏れています。


Hermitage H 2階 朝食会場

別館2階での朝食も麗しいひと時を
美味しいお食事で満喫できます。

 

 

 


       Metropole H

モンテカルロ公国のカレドールに
位置するホテルメトロポール・モンテカルロは
フランス人建築家ジャック・ガルシアがデザインした
125の客室とスイートを提供しており
魅力的で洗練された感覚的な地中海の
魅力を備えているホテルです。
フレンチの世界ではその名を知らない人はいない
ジョエル・ロブションが監修をした
レストランが3軒あります。
まずは自らの名を冠した
「ジョエル・ロブション・モンテカルロ」であり
ミシュラン3つ星を獲得しています。


     Metropole H   ロビー


  Joel Robuchon R [Metropole H ]

モナコの Joel Robuchon レストランはパリに2件ある
セカンド アトリエ ジョエルロブションと違い
何度食事しても期待を裏切られたことのない
日本人にも合う創作フレンチです。


Joel Robuchon R [Metropole H ]

ジョエルロブションでのディナーの
一部をご覧ください。

 

 


南フランスを訪れるときは是非とも
訪れていただきたいレストランです!

 

南フランスでのもう一つのおすすめは
Air Monaco ヘリツアーです。


ニース空港からモナコまでの
シャトルフライトがありますが
モナコからのコートダジュール
パノラミックツアーフライトがおすすめです。


フライトでのヘリコプターのシートは
可能ならば右側に座られる事がベストです。
何故ならばモナコからニース、カンヌ、サントロペと
右側に座るとずっとコートダジュールの
海岸線を垣間見ることができます。

 


ヘリコプターフライトツアーは
15分、30分、60分と選べます。

 

 

モナコから車で20分くらいの場所にある鷹巣村
エズ村をご紹介してみます。


     Eze Village  [エズ村]



コート・ダジュール地方の「鷲の巣村」。
一番人気と言えば
やはりこのこのÈze(エズ)村でしょう。
エズ村は、四季折々の美しさがあり
地中海の絶景が楽しめる歴史ある小さい村です。


   Eze Village 展望台


La Chevre d’Or  H  &  R   [Eze Village]

エズ村の中でのおすすめランチは
シェーヴル ドール レストラン。
料理も美味しいのですがテラスからの地中海は
目をみはる素晴らしい景色です。


La Chevre d’Or H テラスバー  [Eze Village]

 

南フランスを訪問されるときは必ず
モナコに滞在してくださいね!

 


2020 北欧 Finland Helsinki 観光 ILYA 31

エストニアのタリンを前回ご紹介させて頂きましたが
今回は去年の夏 バルト三国、北欧最後に訪問した
フィンランドのヘルシンキをお楽しみくださいませ。

エストニアのタリン港から船でバルト海を3.5時間
横断してヘルシンキに着きました。

北欧の国フィンランドの首都で
フィンランド湾に面した小さな半島に位置し
「バルト海の乙女」や「北欧の白い都市」と呼ばれています。
複雑な海岸線が生み出す水辺の風景が美しく
街の30%以上を緑地や公園が占める。
目抜き通りであるマンネルヘイム通りの周辺には
石器時代から現代までのフィンランドの歴史をたどる
国立博物館をはじめ、多くの文化施設があります。
同じ通りにはまた、印象的な国会議事堂や
ヘルシンキ現代美術館もあります。
首都と言いながらも都市の大きさは非常にコンパクト。
大都市を観光するときのような忙しなさがなく、
小さな街でゆっくりと穏やかな時間を過ごす事が
できるのがヘルシンキの魅力の一つでもあります。

 

 


      ヘルシンキ大聖堂

海に囲まれた美しい港町
首都ヘルシンキには歴史的建造物が数多くあり
街のランドマークとなっています。
12の使徒の像や壮大なパイプオルガン
聖母マリアの絵画などヘルシンキ大聖堂内には
思わず見入ってしまうような展示品の数々があります。
優美な白亜の外壁と緑色の5つのドームが
今も昔もこの街を優しく見守っています。
1852年に完成した当時はニコライ教会と
呼ばれていましたが1959年に
現在の名称に改称されました。
大聖堂の前には元老院広場があり
大階段とともに市民や観光客の
憩いの場となっています。

 


     ウスペンスキー寺院

1868年に北欧では最大規模のロシア正教会が
出来上がり精巧な装飾が施された
赤レンガ造りの大聖堂が建つ丘の上からは
美しいヘルシンキ市街を望むことができます。
じつはウスペンスキー寺院周辺は
ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソン
ゆかりの地のひとつでもあります。
トーベが幼い頃はこのあたりの公園や港を
遊び場としていたといわれ、
「カタヤノッカ」という絵画は
大聖堂のある丘の上からの風景が描かれています。

 


      Helsinki City Hall

 


         SkyWheel Helsinki

スカイホイールヘルシンキはフィンランドの
ヘルシンキ中心部にある高さ40メートルの観覧車です。
ゴンドラキャビンの1つであるスカイサウナは
観覧車に乗った世界初のサウナです。
それは2014年6月3日に一般に公開されました。

 


                  Allas Sea Pool

 


      Hietalahti Market

ヘルシンキ市内中心部からトラムで5分ほどの場所に立つマーケット。
モダンで落ち着いたレンガ造りの建物は
陶器、古本、コインなどのアンティーク店が
たくさん入る屋内アンティーク・マーケットになっています。

ストックマンデパートからエテラ港
マーケット広場までをつなぐ道
エスプラナーディ通り。北エスプラナーディ通りと
南エスプラナーディ通りと両サイドで名前が異なります。
その2つの通りの間は花々と緑が美しい市民の憩いの場
エスプラナーディ公園が広がります。
またこの通りにはマリメッコ、アーリッカ、イーッタラといった
有名ブランドショップやお土産屋さん
カフェ、レストランが軒を連ねており
常に観光客とヘルシンキ市民で賑わっています。


まるでパリの公園を街歩きしてるかのような
ヘルシンキ中心部にある
オシャレなエスプラナーディ公園です。


    エスプラナーディ公園

 


公園内でのティクアウトの店舗も可愛く楽しいです。


今回宿泊したエスプラナーディ通りに面した
Hotel Kampですが、とても素晴らしいホテルでした。
ヘルシンキの中心部にあり徒歩圏内で観光にも
とても便利で気に入りましたお勧めホテルです。

 

またこのエスプラナーディ通りには
マリメッコ、アーリッカ、イーッタラといった
スタイリッシュな雑貨屋さん。そして
有名ブランドショップやお土産屋さん
カフェ、レストランが軒を連ねており
常に観光客とヘルシンキ市民で賑わっています。


ヘルシンキはモダンでスタイリッシュな家庭用品や
遊び心満載の上品な雑貨も多くて感動しました。
全般的に北欧は少し物価が高い気もしますが


相変わらずヘルシンキの街並みでも弦楽器の
音楽パフォーマンスもレベル高く素晴らしい
街歩きを満喫できました。
このヴァイオリン奏者は
ロシアのサンクトぺテルスブルグから
路上ライブに来られてました。
あまりにも上手くて約1時間は
聞き惚れていました。
参考までにチップは10€だけケースに入れました。

 

 


     テンペリアウキオ教会

フィンランドの有名建築家によって設計された
テンペリアウキオ教会は1969年に
完成した現代的な創りが特徴。
自然がテーマになった教会は
天然の岩石をそのまま残して使った岩壁が
斬新なデザインになっています。
太陽の光が岩肌に反射して神秘的な空間を生み出しています。

パイプオルガンコンサートも開催されていて
ヨーロッパは何処にいっても音楽が
生活の中に溶け込んでる光景は
とても心の贅沢を感じました。

 


      シベリウス公園

フィンランド出身の有名な作曲家である
シベリウスを称えて作られた公園です。
シベリウス公園の見どころは
フィンランド人彫刻家が手がけたシベリウスモニュメント。
緑豊かな公園に建っているパイプオルガン


シベリウスの顔のモニュメントは芸術的な作品です。

 


約1.5時間のヘルシンキ湾のクルーズにも
参加しましたが、いたるところに高級住宅地が
点在していてゆとりある生活観、人生観を
垣間見ることが出来ました。
お勧めクルーズです。


港には大型クルーズ船も頻繁に発着していました。

北欧はデンマーク、スウェーデン、ノルウェーと
何度も訪問しましたが、バルト3国、フィンランドは
始めての訪問国でしたが、他の北欧国と比べても
見どころの多くて想像以上に
ビックリするくらい楽しく旅出来ました。

夏場がお勧めですが冬場もオーロラ観光も含めて
機会がありましたら、是非とも北欧にも
お立ち寄りくださいませ!

 

 

 

 


2020 バルト三国 ESTONIA Tallinn 観光 ILYA 30

バルト三国のラトビアのリガに続いて
エストニアのタリンをご紹介させていただきます。

タリン(Tallinn )は、バルト海東部の
フィンランド湾に面するエストニア共和国の首都です。
人口約42万人。九州ほどの大きさの小国です。
旧市街は世界遺産 タリン歴史地区に指定されている。

城壁でぐるりと囲まれたタリン旧市街には
14~15世紀の街並みが色褪せることなく息づいています。
城壁の門をくぐるとそこは別世界の街並みです。
中世の美しい建物や教会、そして
遊び心満載の看板、民族衣裳を着た売り子さんと
まるでテーマパークのような賑やかさがあります。

またオンラインサービスが行き届いたサイバー先進国で
あったりと面白い一面を持っています。
そんなエストニアの首都タリンは
中世の面影を現在まで残している
ヨーロッパ内でも貴重な街です。
世界遺産にも登録されている美しい中世都市タリン
今回は約一年前に訪問した時の魅力の
観光スポットをご紹介します。

 


 コフトウッツァ展望台からのタリン街並み
元々タリンの旧市街は山の手のトーンペア地区と
下町とに分けられます。
支配者や貴族が住んでいた山の手に
「コフトウッツァ展望台」があります。
ここからはタリンの旧市街が一望できます。
青空の下に広がるオレンジのかわいらしい
屋根のコントラストは絵画かポストカードのよう。
タリンに来たならぜひ見てほしい景色です。


旧市街のトーンペア地区の最北端にある
「パットクリ展望台」からはタリンの街並みが一望できます。
天気が良ければフィンランド湾までが見渡せます。

 


      ラエコヤ広場
ラエコヤ広場」は、旧市庁舎の前に広がる広場で
旧市街の中心スポットとなっています。
中世当時は祝いの場や処刑場としても利用されていました。
現在では、周りにレストランやカフェが立ち並び
広場にはマーケットが出店する、
市民の憩いの場となっています。
冬にはクリスマスマーケットも開催されています。

 

 


        市議会薬局

ラエコヤ広場にある「市議会薬局」は
なんとヨーロッパ最古の薬局と言われています。
1422年に創業したこの薬局では
なんと“ユニコーンの角の粉末”や“ミイラの破片”など
現代では考えられないような薬が今も置いてあります。
それだけでなく、薬局コーナーでは“失恋の治療薬”など
という不思議な薬も売られています。
お土産にもぴったりですね!


       薬局の内部

 


 アレクサンドル ネフスキー大聖堂
旧市街のトームペアの丘に建つ
玉ねぎドームが可愛らしい正教会は
「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」。
タリンにある教会の中でも最も大きいものです。
19世紀末に建築されたこの教会は
ロシアによる支配の象徴だったため
独立を果たした後は取り壊しも検討されていました。
今では観光地として人気を博しているだけでなく
当時の歴史を学ぶことができる
建造物としても貴重なものとして扱われています。

 


パフォーマンスはヨーロッパ全土と同様に
タリンの街並みでも音楽が溢れていて
心地良い感動と楽しい時が過ごせました。


路上ライブはやはり弦楽器が多く
街を散策していても心地良い時間が
過ごせます。


タリンの街をおとぎの国のように幻想的なのは
何と言っても赤いとんがり屋根の塔でしょう。
タリンの街は13世紀後半から城壁が作られ
現在でもそれに囲まれています。


幾たびの戦禍を免れてきたのはこの城壁のおかげです。
そしてその城壁には20ほどの塔がありますが
特に旧市街西側の「塔の広場」では保存が良いです。

 


今回食事で良かったレストランですが
写真は載せてませんが安くて美味しかったです。

 

タリンには旧市街すぐ出た所にオペラ座があります。
エストニア劇場とドラマ劇場が並んでいて
連日色々な演目で開催されています。


今回はバレエを観賞してきました。


ジル門近くのマーケットですがやはり
タリンも街並みで音楽が溢れていて
流石に北欧もやはりヨーロッパ文化がやどっていて
楽しく時が過ごせました。


    聖カタリーナ通り
まるで中世にタイムスリップしたような感覚を楽しめる
美しい聖カタリーナ通り。
情緒あふれる雰囲気を味わうことができます。

どこも現実の世界とは思えないような可愛らしい
スポットばかりでおとぎの国に迷い込んだような体験ができます。


2020 バルト三国 LATVIA Riga 観光 ILYA 29

約1年前にプライベートで訪問した
バルト三国の旅で思わぬ素晴らしかったので
お勧めポイントをご紹介してみます。
ヨーロッパ大陸の中でも少しマニアックな旅行先ですが
皆様になじみあるフランスやイタリア、スイス
イギリスは今回は省略して少しマニアックですが
なかなか魅力ある北欧の国々をご紹介させていただきます。。

バルト三国はバルト海の東岸、フィンランドの南に
南北に並ぶ3つの国を指し
北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニアです。
3か国ともに通貨もユーロでシェンゲン協定加盟国である。

歴史的に、エストニアやラトビアは
北ヨーロッパ諸国やドイツとつながりが深く
リトアニアはポーランドとのつながりが深く
また3か国はロシアとも深く関わってきた。
バルト三国はロシアに接しています。

今回は主にラトビア、エストニア、そして
フィンランドのヘルシンキをご案内してみます。

まずはラトビアの首都 [Riga  リガ」からご覧ください。
ラトビアのリガはバルト海の人気の港湾都市です。
多くの大型クルーズ船も寄港します。
バルトのパリ、バルト海の真珠とも称されています。


  聖ペトロ教会の展望台からのリガ市内
まるで絵本の世界です。
勿論街並は世界遺産に登録されています。
一歩足を踏み入れるとそこは美しくかわいい
中世の街並みが残っています。
眼下に広がるカラフルでおもちゃのような
世界は現実のものとは思えません。



  ブラックヘッドハウスと市庁舎広場
リガのシンボルで裕福な商人や船員だけが入会出来た
ブラックヘッドと云う団体が作った建物。
冬場は見事なクリスマスマーケットが開かれてるそうです。


  市庁舎広場でのチェロアンサンブル
ヨーロッパの街並みではあらゆる国々で弦楽器の
音楽が生活の中に溶け込んでいて皆さんが
心の贅沢をお金を使わずに
楽しんでいらっしゃる気がします。



      リガ大聖堂        内部のパイプオルガンコンサート
13世紀からの大聖堂で現在もパイプオルガンコンサートが開かれています。


800年前からの聖ペトロ教会    路上ライブ


    リガ中央市場
約90年前は飛行機の格納庫で当初は
ヨーロッパ最大の市場です。
毎日約10万人の人が訪れます。

 

リガ新市街にはユーゲントシュティール建築の
新芸術様式の建物が数多く残っています。
花や、動物、女性をモチーフにした独特な彫刻が特徴的です。


まるでフランスのパリのエレガントな街並みを
彷彿させる建物にも圧倒されました。
但し少しロシアの影響を受けてるのか
西欧とロシアの混在した文化にも
ふれれて楽しいですよ。

 


   ラトビア国立美術館


三人兄弟と云われる旧市街の古い住宅群


   路上ライブ


今回利用したリガ中心地にあるGrand Palace H に宿泊しましたが
想像していたよりは良かったので驚きました。

 

バルト三国の食事は期待してなかったのですが
ビックリするくらい美味しくてこれまた驚きました。
リガの街で最も評価の高いVINCENTSのお店が
予約できたのでディナーを楽しみに伺いました。 
創作料理を極めていて大満足のディナーでした。
帰りにお聞きしたのですがやはりシェフは
スペインでならわれたそうです。
納得です!


      エントランス


このレストラン、特に創造性がすごかった。
雪のかまくら、日本らしさがあります。


中にはアボカドで巻いたカニが入っていて
下に敷かれているのは昆布。

 


パンに塗るバターが運ばれてきました。
流行の海藻バターも含めて3種類のバターがありました。



数々の創作料理に脱帽する美味しさでした。


またガスバーナーを持って登場して
メレンゲに火をつけるパフォーマンス。

 


ふたを開け、引き出しを引っ張り出すと中にはチョコレートがぎっしり。
目移りするが選ぶのは一種類づつ
とにかく創作フレンチをバルト3国で味わえるとはビックリです。
スペインで修行されたシェフらしいです。

今までヨーロッパを旅してる中でスペインで食する
レストランが最高だと思っておりますが
期待以上に素晴らしく美味しい料理に出くわしました。
お忍びでイギリスからエリザベス女王や
チャールズ殿下も度々来られるとか。
少しおしゃれしていく方が楽しめると思います。
お店の内装はすこーしくどめのゴージャスなので
予約して普段着よりちょっとドレスアップが良さそう。
接客もなかなかのもので、正直ラトビアで
こんなスマートなサービスが受けれるとは驚きでした。
今回の旅行で最高の味でした。

Vincents Restaurant

Elizabetes iela 19, Centra rajons Riga LV-1010 LATVIA

定休日    月曜
18:00  –  22:00

如何でしたでしょうか。
ラトビアは様々な国に支配されてきた過去があります。
各国の文化を受け入れつつ、自身の国の伝統を
守り抜いてきた意志の強さも感じられます。
リガにはその歴史と魅力がギュッと詰まっています

機会があれば是非訪れてみて下さい。