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ILYA BLOG

”2022 FINALBLOG”

皆さん、こんにちは。洋服と歴史と芸術とswitchをこよなく愛す宗光です。 今年も残りわずかとなりましたが、 皆さんいかがお過ごしでしょうか。

まず最初に、年末年始の営業についてお知らせさせて頂きます。 

【年末年始 営業日のお知らせ】

本年は一方ならぬお引き立てを賜り、誠に有難うございました。 年末年始は、12月30日(金)、12月31日(土)、 1月1日(日)の3日間をお休みとさせて頂きます。 

ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解のほど頂きますよう宜しくお願い致します。 尚、新年は1月2日(月)から通常営業とさせて頂きます。 皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

さて、今年最後のブログとなりますが、皆さんに少しお話をさせて頂きます。今年は、皆さんも、新年に毎年行かれている初詣についての小話をさせて頂きます。

日本人の私たちにとって、欠かす事の出来ない年中行事が初詣と言われています。

現代では、無病息災、商売繁盛、合格祈願、恋愛成就など、目的に応じてそれらの御利益がある神社仏閣に足を運ぶ参拝として知られています。

実は、初詣の為に遠出するようになったのは、ごくごく最近です。初詣という言葉は、1885年の東京日日新聞で初めて生まれました。

元々、今の初詣の原形は年籠りという習慣でした。これは、平安時代から存在し、その土地の氏神様がいる神社に参拝するという事でした。

大晦日の夜から元旦の朝まで一晩中神社に引きこもり、家内安全の祈願をするという、とてもハードなモノであったと言われています。

この年籠りをベースに初詣は生まれましたが、明治維新の文明開化による、日本においての鉄道網の発達によって、人々が場所方向の縛りがなくなり、自分が祈願したい神社に出向くようになりました。

当時、100年程前は、神社に一般市民がお参りするというのは、そこまで多くなかった事でした。ただ、この明治時代の文明開化によって、寺社詣りが盛んになったという事です。

今は、交通公共機関の発達や、自動車で簡単に自分の好きな場所にお参り出来るようになっているので、日本人の年始の大事な恒例行事になっています。

ちなみに、この初詣は、日本ならではの文化であり、諸外国ではない行事です。日本は元々、歴史と文化と伝統がある国です。しかし、戦後から、アメリカナイズを受け、日本ならでの文化が段々と、色褪せてきています。

我々が取り扱っているヨーロッパの一流の洋服や、芸術、文化が今日まで継承されているように、日本独自の文化を受け継いでいく事が大切です。

我々が携わる洋服も2000年以上の長い歴史を持っています。洋服という文化を継承していく中で、ファッション界も進化を遂げています。

その象徴と言えるのが、パリコレやミラコレであり、世界のファッションシーンを牽引するブランドが世界に向けて、最新のファッションを発信し続けています。

我々は、パリコレやミラコレを中心として世界で輝くトップブランドを全て正規取り扱いさせて頂いております。感謝と誇りを胸にこれからも皆さんにILYA、Switchらしいご提案が出来るよう取り組んで参ります。

本年も、ブログを沢山の方にご覧頂きまして、心より感謝申し上げます。 今後もILYA、Switchらしいブログを発信させて頂きますので来年もどうぞよろしくお願い致します。素敵な年末年始をお過ごし下さいませ。





新年1月2日(月)より、皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち致しております。


「Nice」Christmas Market of Europe , FRANCE 61

皆様 こんにちは。

今日はカンヌから、多くの芸術家が愛した
コートダジュールの村々を巡り、ニースまで移動します。

 

【サンポール・ド・ヴァンス】
丘の上に城壁をめぐらして築いた“鷹の巣村”
約20年間暮らしていたシャガールを始め、
マティス、コクトーなど多くの芸術家に愛された村。

曲がりくねった石畳の小路に
小さな家が並び、中世に迷い込んだ気分になる。

画家に愛されたこの村には、
今も多くのギャラリーが集まっている。

なぜ
多くの芸術家がこの村を選び、
この村で生きることを決めたのか、
訪れればきっと誰もがわかるはず。
そんな美しい鷹の巣村、サンポールドヴァンス。

 

 

 

【Marc Chagall National Museum】
“国立マルク・シャガール聖書の言葉美術館”


この美術館は、シャガールの86歳のお誕生日、
1973年7月7日に開館しました。



「律法の石板を受け取るモーゼ」


「楽園」


「青の薔薇」
彼独特のシャガールブルーが美しいステンドガラス。


シャガールが絵を描いたチェンバロ。

 

 

【Matisse Museum】


17世紀に建てられた、マティス美術館は
煉瓦色の建物に、南仏らしい騙し窓が描かれています。



色彩の魔術師「マティス」

 
マティスが目指した作品のスタイルは
「ピュアで穏やか、心をほぐし和ませる芸術」
まるで音楽のように見る人の心を癒し
幸福感を与える為に描かれた。

 

 

【Nice】
コートダジュールの中心都市 ニース。
「コートダジュール=紺碧海岸」
その名の通り、宝石のような紺碧の海と
プロムナードザングレが広がっています。

【Le Negresco H】


 

 

【プロムナードザングレ】

ホテルからの景色。
陽光きらめく美しい地中海に沿って走る遊歩道
プロムナードザングレ。

 

現地フランスは今、12月25日。
Merry Christmas and all the best in the New Year.


「Cannes」Christmas Market of Europe , FRANCE 60

皆様 おはようございます。

今日はモナコからカンヌに移動します。

 


南仏コートダジュールの朝焼け。
やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む、、、
そんな美しい情景のカンヌの朝。

 

【Hotel Martinez】



ホテル内のクリスマスオブジェ。

 


精巧なクリスマスのディスプレイ。

 


クロアゼット大通りのARMANIショップ。

 

 

 

「Cognes-sur-Mer」

【Renoir Museum】
ルノワールが住んでいた、
レ・コレット邸が美術館になっています。
 
庭にはオリーブが茂り、南仏らしさがいっぱいです。

自宅周辺の景色を描いたルノワールの作品。

晩年、ルノワールが使っていた、イーゼルと椅子。
関節リュウマチに悩まされながら、創作活動を続けていた
巨匠の生き様に触れられます。

 

 

【Palais des Festivals et des Congres】

パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレは、
カンヌ国際映画祭のメイン会場となっている場所です。

 

I wish you a joyful Christmas from the bottom of my heart.

 


「Monte Carlo」Christmas Market of Europe , FRANCE 59

皆様 こんばんは。

今日は、モナコをご案内致します。

 

「ヘリコプター遊覧」

色鮮やかなコバルトブルーがどこまでも続く
美しい地中海を望むラグジュアリーな雰囲気。

 

 

豪華ヨットハーバーに停泊する高級クルーザーの数々。

 

 

「レニエ大公クラシックカーコレクション」

F1の国 モナコだけあってレーシングカーも充実。

車好きは必見!
一周し終える頃には、車のタイムトラベルに
出かけたような感動を味わえる博物館。

 

 

ファンタジーと本物の贅沢さに満ちた
クリスマスデコレーション。

 




街中が煌びやかなイルミネーションに包まれて、
街全体でデコレーションの美しさと華やかさを
競っているかのようです。

 

 


Hotel de Paris

今日のディナーです。
【Le Grill】

 

 

 

 

皆様にとって楽しいクリスマスでありますように。


「Basel」「Monte Carlo」Christmas Market of Europe , FRANCE 58

皆様 こんばんは。

アルザス地方を巡った後、
今日は、スイス バーゼルから
フランス ニースへフライト。
その後、モナコ モンテカルロに
車を走らせます。

 

「Basel」
フランス・ドイツの国境にあたる国際的な街 “バーゼル”
豊かな歴史と幅広い文化、芸術、建築など
様々な魅力が詰まっています。

 
中世から残る木骨造りの家とゴシック式の家。

 


マルクト広場に面して建つ
ラートハウスはバーゼルのランドマーク的存在。

 


中庭の壁面には鮮やかなフレスコ画や
金メッキした飾りなどが美しい。
この時季限定の大きなクリスマスツリー。

 


地元でも有名なクリスマスオーナメント専門店の
「Johann Wanner」
美しくデコレーションされたショーウィンドウは
クリスマスムードを一層盛り上げます。

 

 

「Monte Carlo」
フランスの南東部、地中海に面する世界屈指の
高級リゾート地 “モナコ公国”


モナコの象徴ともいえる“カジノ・ド・モンテカルロ”


日が落ちてライトアップされると
「光の森」のようなファンタジックで
優しい風景が楽しめます。

 



Hotel Hermitage Monte-Carlo

 

 

Hermitage H 内でのディナーです。
【Pavyllon Monte Carlo un Restaurant by Yannck Alleno】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「Obernai」「Strasbourg」Christmas Market of Alsace , FRANCE 57

皆様 こんにちは。

今日は、オベルネからストラスブ-ルに
車を走らせました。

 

「Obernai」
13~16世紀 ルネッサンス期の見事な建築物を
保存した街並みの残る街オベルネ。


諸説ありますが、アルザスはもみの木の
クリスマスツリー発祥の地と言われております。
アルザスで聖なる木とみなされたもみの木を
ノエルの装飾に用いるようになり
クリスマスツリーが世界中に広まりました。

 


クリスマス関係のオブジェが
所狭しと並べられた マルシェ・ド・ノエル。

 


アルザス地方のプレッツェルは
スイーツにアレンジされています。
パリにも負けないほどおいしいお菓子に出会える場所。
ピエール・エルメもアルザス地方出身です。

 

 

「Strasbourg」
旧市街、新市街と、
市の全域が世界遺産という“ストラスブール”


小パリとも言われており
運河がセーヌ川のように街を麗しくしています。

 


ゴシック建築の傑作
“カテドラル・ノートルダム・ド・ストラスブール”

 

(左)計算機でもある世界最大の天文時計。
(右)12~15世紀の色鮮やかで精巧な作りのステンドグラス。


ストラスブール大聖堂とイルミネーションの景色が
美しすぎる。



ライトアップされたストラスブール大聖堂は
黄金色に輝き幻想的な雰囲気です。

 

ストラスブールのクリスマスマーケットは
ヨーロッパの中で最も古いと言われています。


巨大クリスマスツリー。
なんと、高さは30mとのこと!
黄金色できらきらの美しいツリーです。

 



街中が美しい光を放つイルミネーションに照らされ
華やかです!

 


バンドネオンのパフォーマーたち。

 

 

ストラスブールでのディナーです。
【Le 1741 R】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「Kaysersberg」「Riquewihr」「Ribeauville」Christmas Market of Alsace. FRANCE 56

皆様 こんにちは。

今日はアルザス地方の美しい街々の
クリスマスマーケットを巡ります。

 

「Kaysersberg」
アルザス地方の中でも
コロンバージュの独特な建物が可愛い街と
有名なカイゼルスベルグ。
クリスマスが近づくと、街はキュートな装飾に彩られ、
より一層ロマンチックな街へと変化します。

 

 

「Riquewihr」
アルザスで最もロマンチックな中世都市 リクヴィール。



村の最高地点にあるドルダーの古い中世の塔は
7世紀以上にわたってリクヴィールの村を守り続けています。

 

リクヴィールでのランチです。
【AOR La Table Le Gout et Nous R】



 

 

 

 

 

「Ribeauville」
アルザス地方で最も古い中世の街。
歴史的遺産と現代性を兼ね備えた魅力的な街です。



14世紀から伝統的な音楽と共に開催される
笛吹の祭りのモニュメント。

 

 

リボヴィレ Le Barriere H Ribeauville内でのディナーです。
【Auberge Parc Carola R】

 

 

 

 

 

 

 

街全体がクリスマスのデコレーションや
イルミネーションに包まれ、
毎年、世界中の観光客を魅了しています。


「Eguisheim」Christmas Market of Alsace. FRANCE 55

皆様 こんにちは。

今回は、コルマール郊外にある
“フランスの最も美しい村”の1つ、エギスハイムの
街並みをお届け致します。


 

木組みの建物やパステルカラーの壁、
アンティークの看板など
まるでおとぎの国の世界が広がります。

 

フランス伝統の“マルシェ・ド・ノエル”



クリスマスオーナメントやオブジェなどが沢山並び、
寒いながらも心が温まるようなイベントが楽しめます。

 

エギスハイムでのランチです。
【L’Arpege】

 

 

 

 


「Colmar」Christmas Market of Alsace. FRANCE 54

皆様 こんにちは。

スイス バーゼルから
フランス コルマールにレンタカーを走らせ
到着致しました。





コルマール駅舎。

フランスの東部、ドイツとの国境沿いに
程近いアルザス地方の都市コルマール。

 



伝統的な建築様式や、石畳の街並みが
美しいメルヘンチックなこの街は
ミュージカル、映画で有名な
「美女と野獣」の舞台。

そして、かの有名なジブリ映画
「ハウルの動く城」の舞台になったことで
広く知られるようになりました。

 


 

街全体にクリスマスデコレーションが施された旧市街。
絵本の世界に迷い込んだよう。

 




所狭しとクリスマスマーケットの
お店が並んでいる。

 



日が暮れてからは
更にマジカルな空間が広がる。

 

一生に一度は訪れたい
本場のクリスマスマーケットです。



最後にコルマールでのディナーをお届け致します。

【L’Atelier du Peintre R】

 

 

 

 

 

 

 


Christmas Market of Alsace. FRANCE 53

皆様 こんにちは。
 
ロンドン ガドウィック空港から
スイス ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ
空港に到着致しました。


バーゼル上空。


バーゼルはスイス北西部にあり
ドイツ・フランスの国境に接する街です。

世界最大級の国際時計宝飾展“バーゼル・ワールド”が
開催される事で有名です。

 


バーゼル大聖堂。


入り口側には、大きなパイプオルガン。


キリスト洗礼の場面が描かれた
ステンドグラスの美しい色合いと
繊細なデザインが目を惹きます。






バーゼル市内は、すっかり雪景色で覆われています。
もうすぐ訪れるクリスマスに向けて、
クリスマスマーケットに足を運ぶ、
バーゼル市民や観光客の姿で、賑わっています。