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2020 バルト三国 LATVIA Riga 観光 ILYA 29

約1年前にプライベートで訪問した
バルト三国の旅で思わぬ素晴らしかったので
お勧めポイントをご紹介してみます。
ヨーロッパ大陸の中でも少しマニアックな旅行先ですが
皆様になじみあるフランスやイタリア、スイス
イギリスは今回は省略して少しマニアックですが
なかなか魅力ある北欧の国々をご紹介させていただきます。。

バルト三国はバルト海の東岸、フィンランドの南に
南北に並ぶ3つの国を指し
北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニアです。
3か国ともに通貨もユーロでシェンゲン協定加盟国である。

歴史的に、エストニアやラトビアは
北ヨーロッパ諸国やドイツとつながりが深く
リトアニアはポーランドとのつながりが深く
また3か国はロシアとも深く関わってきた。
バルト三国はロシアに接しています。

今回は主にラトビア、エストニア、そして
フィンランドのヘルシンキをご案内してみます。

まずはラトビアの首都 [Riga  リガ」からご覧ください。
ラトビアのリガはバルト海の人気の港湾都市です。
多くの大型クルーズ船も寄港します。
バルトのパリ、バルト海の真珠とも称されています。


  聖ペトロ教会の展望台からのリガ市内
まるで絵本の世界です。
勿論街並は世界遺産に登録されています。
一歩足を踏み入れるとそこは美しくかわいい
中世の街並みが残っています。
眼下に広がるカラフルでおもちゃのような
世界は現実のものとは思えません。



  ブラックヘッドハウスと市庁舎広場
リガのシンボルで裕福な商人や船員だけが入会出来た
ブラックヘッドと云う団体が作った建物。
冬場は見事なクリスマスマーケットが開かれてるそうです。


  市庁舎広場でのチェロアンサンブル
ヨーロッパの街並みではあらゆる国々で弦楽器の
音楽が生活の中に溶け込んでいて皆さんが
心の贅沢をお金を使わずに
楽しんでいらっしゃる気がします。



      リガ大聖堂        内部のパイプオルガンコンサート
13世紀からの大聖堂で現在もパイプオルガンコンサートが開かれています。


800年前からの聖ペトロ教会    路上ライブ


    リガ中央市場
約90年前は飛行機の格納庫で当初は
ヨーロッパ最大の市場です。
毎日約10万人の人が訪れます。

 

リガ新市街にはユーゲントシュティール建築の
新芸術様式の建物が数多く残っています。
花や、動物、女性をモチーフにした独特な彫刻が特徴的です。


まるでフランスのパリのエレガントな街並みを
彷彿させる建物にも圧倒されました。
但し少しロシアの影響を受けてるのか
西欧とロシアの混在した文化にも
ふれれて楽しいですよ。

 


   ラトビア国立美術館


三人兄弟と云われる旧市街の古い住宅群


   路上ライブ


今回利用したリガ中心地にあるGrand Palace H に宿泊しましたが
想像していたよりは良かったので驚きました。

 

バルト三国の食事は期待してなかったのですが
ビックリするくらい美味しくてこれまた驚きました。
リガの街で最も評価の高いVINCENTSのお店が
予約できたのでディナーを楽しみに伺いました。 
創作料理を極めていて大満足のディナーでした。
帰りにお聞きしたのですがやはりシェフは
スペインでならわれたそうです。
納得です!


      エントランス


このレストラン、特に創造性がすごかった。
雪のかまくら、日本らしさがあります。


中にはアボカドで巻いたカニが入っていて
下に敷かれているのは昆布。

 


パンに塗るバターが運ばれてきました。
流行の海藻バターも含めて3種類のバターがありました。



数々の創作料理に脱帽する美味しさでした。


またガスバーナーを持って登場して
メレンゲに火をつけるパフォーマンス。

 


ふたを開け、引き出しを引っ張り出すと中にはチョコレートがぎっしり。
目移りするが選ぶのは一種類づつ
とにかく創作フレンチをバルト3国で味わえるとはビックリです。
スペインで修行されたシェフらしいです。

今までヨーロッパを旅してる中でスペインで食する
レストランが最高だと思っておりますが
期待以上に素晴らしく美味しい料理に出くわしました。
お忍びでイギリスからエリザベス女王や
チャールズ殿下も度々来られるとか。
少しおしゃれしていく方が楽しめると思います。
お店の内装はすこーしくどめのゴージャスなので
予約して普段着よりちょっとドレスアップが良さそう。
接客もなかなかのもので、正直ラトビアで
こんなスマートなサービスが受けれるとは驚きでした。
今回の旅行で最高の味でした。

Vincents Restaurant

Elizabetes iela 19, Centra rajons Riga LV-1010 LATVIA

定休日    月曜
18:00  –  22:00

如何でしたでしょうか。
ラトビアは様々な国に支配されてきた過去があります。
各国の文化を受け入れつつ、自身の国の伝統を
守り抜いてきた意志の強さも感じられます。
リガにはその歴史と魅力がギュッと詰まっています

機会があれば是非訪れてみて下さい。

 


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